岩川耕治さん・岩川智恵さん
岩川耕治さん
NPO法人東北青少年自立援助センター理事長
両親の一大決心による中途退職に伴い子どもの頃蔵王へと移住。2008年蔵王いこいの里を法人化させ理事長に就任。
岩川智恵さん
NPO法人東北青少年自立援助センター副理事長
来所相談、訪問相談、寮生の日常生活管理などをほぼ全般的に担当。元正看護師。

主な活動内容は何ですか?
寮生活を通じて規則正しい生活を身につける(6時半起床など)。最初は起きれないとか眠れないとかあるが、1週間程度で生活リズムが整う。周りもみんなやるから自分だけ(やらない)は居づらいみたいな。そして季節に応じた作業(夏は田畑、冬は除雪、秋は薪割り、一部旅館の手伝いなど)を行い、自然の流れに沿った生活を送る。食事はしっかりとり活動量が多いから体重が減って身体が引き締まる。毎日全員、職員と交換日記もして文章を書く練習、漢字練習などもしている(ゆくゆくの履歴書などの為)。元看護師の職員がいるので服薬管理もある。

活動を始めたきっかけは?
元々ここは中学校の教員をしていた私の両親が1986年に始めた。卒業していった元教え子たちで、非行や今でいう特別支援学級出身の若者たちで引きこもっている子たちのことをずっと気にかけていたようで、教員を辞めて知り合いから譲り受けたここで旅館経営をしながらその若者たちを住み込みで引き取るようになり、口コミでも若者が増えていったので、本格的に自立支援施設としてもやるようになった。私は、それを小学生のころから身近で見ていたが、大学卒業後は旅行会社のサラリーマンをしていた。その仕事で修学旅行を扱ったとき、不登校の子が来ていない、それに対する先生の反応も薄いことが気になり、そいう子がああなってしまう(親が引き受けていたひきこもりの若者たち)と感じたし不登校ひきこもりも増える一方の現実を知り、これは社会の損失だと思って旅館と自立支援施設を継ぐことを決意して戻ってきた。

団体の目標や目的は?
一人でも多く、家庭内や社会で上手くいかなくて困難を抱えたり自暴自棄になって事件を起こすまでになるかもしれない若者たちが、ここにきて救われるといいと思っている。そうして社会に適応できるようになり自立し、自分の力で生活できるようになることを目的としている。

大事にしていることは?
自分の責任で自分の判断で決めてもらうこと。入所するにあたっては、親御さん自身も時間を使って子どもと向き合ってもらうこと。交換日記でその子の内面や変化を職員が毎日みること。
団体名・活動名 | 蔵王いこいの里(NPO法人東北青少年自立援助センター, 山形県) |
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代表者・担当者 | 岩川耕治 |
所在地 | 〒999-3114 山形県上山市永野蔵王山2561-1 |
主な対応地域 | 全国 |
ホームページ | https://tohoku-ysc.org/ |
お問い合わせ |
023-679-4005 https://tohoku-ysc.org/ |
ある秋の日の作業(地域から頂いた木材で薪づくり)
取材の朝頂いた朝ごはん(地元企業さんから寄付のパンと自家製ジャム)
朝ごはんの配膳の様子
朝ごはんの様子
蔵王エコー山荘という旅館と併設(冬はスキー、夏は高所訓練の合宿客で賑わう)