山梨不登校の子どもを持つ親たちの会 ぶどうの会

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不登校・ひきこもりというのは、学校や社会の中で大きなストレスを受けたことから、本能的に身体を守っている当然の状態だと思います。今は安心してゆっくり休むことがとても大切です。

人間だれしも安心の状態が続けば、必ず動き出そうとする力がわいてくるのは当然のことです。私はそのようにして皆さんと関わり合っています。

お話を聞かせてくれたのは…

鈴木正洋さん 自家用電気管理技術者。長男の不登校をきっかけに『ぶどうの会』を立ち上げ、不登校の子どもを持つ親やひきこもりの親の支援を続けている。技術者ならではの視点で、目の前の子どもだけではなく、問題が起きないようにするための、根っこへのアプローチも含め日夜活動している。

主な活動内容は何ですか?

毎月の定例会と会報の発行が2本柱です。

定例会はコロナの影響で10~20人の参加者です。毎回オンラインでの参加も一緒に行っています。そこで、みんなで語り合います。疑問や質問があったら私が答えるという形でやっています。最近は進路のことで悩む中学3年生の親が多く参加したり、小学1.2年生の親が増えています。

個別の面談や講座・講演会も開催しています。

活動を始めたきっかけは?

長男が中学1年生から2年生の2年間不登校だったんです。中学3年生になる時、沖縄の離島・鳩間島の中学校に転学し、学校に行けるようになりました。

その島の学校や生活がとても良かったので感動しちゃって、本にして出版したんです。それが新聞に載ったので、問い合わせがいっぱい来たんです。

親のみなさんは、「どんなふうにして,不登校から立ち直ったのか?」「その本を買いたから送ってほしい」という人が多かったので、「それじゃ1回集まろうか」ということになり、私の自宅に20数名集まったのが始まりです。その後、1年半くらい何回か集まって交流していく中で、正式の会の設立になったんです。

団体の目標や目的は?

1つ目は「不登校やひきこもりの親を支える、支援する」ということです。

子どもを支えるのは一番が親なので、親が適切な対応をちゃんとすれば必ず子どもは立ち上がるんです。親の対応によって回復もするし悪化もするので、親の対応が最重点であるという考えでやっています。

2つ目は「発生源にメスを入れる」ということです。

不登校やひきこもりが生まれないような社会や学校の環境づくりに寄与していきたい。これが活動していく基盤の2つになります。

大事にしていることは?

学校や社会との関わり方や、辛い思いを抱えている親に寄りそうようにしています。まずは、じっくり聴くことを大事にしています。

団体名・活動名 山梨不登校の子どもを持つ親たちの会 ぶどうの会
代表者・担当者 鈴木正洋
所在地 山梨県笛吹市一宮町石2359-102
主な対応地域 山梨県全域、県外
ホームページ https://budonokai.jimdofree.com/
お問い合わせ 0553-44-5078
E-mail: budoonokai@gmail.com(鈴木)
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