川田史郎
ソーシャルワーカー、心理カウンセラー(公認心理師)
就職氷河期世代の生まれで、大学卒業後に約2年のひきこもり、30代後半から約3年のうつ病を経験。結婚生活時には連れ子2人の不登校・ニートも経験。家庭での経験体験や心理学探求、広告業界での仕事や約10年のひきこもり支援NPOでの経験などを活かして、2020年より山梨県でひきこもり支援事業『グッドライフジャパン』を開始。
主な活動内容は何ですか?
①家族カウンセリング:実績豊富な心理カウンセラーやひきこもり支援スタッフが個別にお話を伺い、こころに寄り添いながら心理的なサポートや、ひきこもり解決に向けた具体的なご提案や情報提供などを行ないます。
②訪問支援・外出支援:「一人では家から出られないが、家族以外の人と一緒に外出したい」「すこしずつ社会とつながっていく中で、自分でできることを増やしていきたい」そういった方に向けて、ご自宅への訪問や社会参加のお手伝いをさせていただきます。
③自然体験・宿泊イベント:生きづらさを抱えた若者や地方でのゆるやかな共同生活に興味関心のある人を対象とした共同生活体験や、子どもたちの自然体験、農業体験を目的とした山村留学体験など、豊かな自然と観光資源に囲まれた地域ならではのさまざまな取り組みを行なっています。
④シェアハウスでの共同生活プログラム:平屋の一軒家のシェアハウスで社会参加や社会復帰を目標とした共同生活プログラムです。自然が多く人の多い環境が苦手な方でも落ち着いた生活を送ることができます。一時的に家を離れたい、家族と距離を置きたい、といったシェルター的な利用もできます。
⑤山梨県ひきこもり情報ポータルサイト『やまひぽ』の企画・運営:2023年よりはじまった新しいプロジェクトです。山梨県を中心としたひきこもりに関する活動を行なう団体情報をまとめたポータルサイトを作っています。
活動を始めたきっかけは?
自分自身もニート・ひきこもり経験者で、同じ境遇の方の手助けをしたいと思い、2014年に会社員を辞めてから千葉県内のひきこもり支援団体で働いていましたが、東京近郊では生活費も高くワーキングプアになる元ひきこもりの若者もいたため、もっと生活費がかからない田舎でゆるやかな共同生活ができる環境があれば生きやすくなるのではないかと思い、北杜市の空き家を活用したシェアハウスの運営を始めたのが始まりです。
団体の目標や目的は?
活動のいちばんの目的は、孤立や孤独の解消です。そのために、ひきこもりや障がいがある人など、生きづらさを抱えた人も含めてみんなが『よりよい人生・生活』をすごすことができる共生社会をつくりたい、という想いで活動を行なっています。
大事にしていることは?
孤立・孤独の解消のために、目先の対処療法ではなく、本来のその人の生きるチカラを育むことで、その人が自分らしく自分の足で生きていけるようになってもらいたい、ということを大切にして日々活動を行なっています。
団体名・活動名 | グッドライフジャパン |
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代表者・担当者 | 川田史郎 |
所在地 | 山梨県北杜市須玉町5573丘の家 |
主な対応地域 | 山梨県全域、首都圏 |
ホームページ | https://www.goodlifejapan.org |
お問い合わせ |
080-7764-0355 E-mail: info@gljp.org(代表) |